東京都の私立高校授業料無償化っていつお金が戻ってくるの?
全日制の私立高校なら12月の下旬に振り込まれる予定だニャー
東京都 私立高等学校等授業料軽減助成金事業とは
東京都内にお住まいで、私立高等学校等に通う生徒の保護者の方の経済的負担を軽減するために、授業料の一部を助成する制度です。
東京都の私立高校授業料無償化制度は2017年から始まりました。
所得制限はあるものの、44万9,000円(平成30年度)も東京都が授業料を助成してくれることで私学に通わせる家庭にとってはとても助かり、嬉しい制度となっています。
実際、私立高校に通う生徒が増えたことで、都立高校が今年は定員割れして少なかったようですね。
東京都 私立高校授業料無償化の申請方法と申請時期
平成30年度の申請受付は、全日制・定時制は6月下旬~7月下旬、都認可通信制は10月の予定です。
申請手続は、全日制・定時制は6月中旬頃に、都認可通信制は9月頃に在学校を通じてお知らせされますのでご安心を。
また東京都私学財団のホームページでも案内されます。
【全日制・定時制】年間スケジュール(平成30年度)
- 6月中旬 「申請用紙」配布開始
- 6月下旬~7月下旬 申請受付期間
- 12月下旬 交付・不交付決定の通知
- 12月下旬 軽減額の振込
東京都私立高校授業料の戻ってくるお金は12月下旬に振り込まれる予定です。(全日制)
【都認可通信制】年間スケジュール(平成30年度)
- 9月下旬 「申請用紙」配布開始
- 10月 申請受付期間
- 2月下旬~3月上旬 交付・不交付決定の通知、軽減額の振込
通信制高校で東京都私立高校授業料の戻ってくるお金は2月下旬から3月上
旬に振り込まれる予定です。
東京都私学助成金 対象者
生徒の保護者等で下記(1)~(3)のすべての要件に該当する方です。
- 保護者(申請者)と生徒が、平成30年5月1日以前から申請時まで引き続き東京都内に居住している方
- 次の1.~5.のいずれかの私立学校及び課程に在学する生徒の保護者
- 私立高等学校(全日制課程、定時制課程、都認可通信制課程※)
- 私立中等教育学校後期課程
- 私立特別支援学校の高等部
- 私立高等専門学校(1~3年)
- 私立専修学校高等課程(1年6カ月制の場合は平成29年10月入学者及び平成30年4月入学者の保護者)
※NHK学園高等学校、大原学園高等学校、科学技術学園高等学校、北豊島高等学校、聖パウロ学園高等学校、東海大学付属望星高等学校、日出高等学校、立志舎高等学校
(注)生徒非募集校を除く。 - 「2対象世帯及び軽減額」の対象世帯のいずれかに該当する方(詳しくは東京都私学財団のホームページ)
目安となる年収
目安となる世帯年収は760万円未満(夫婦と子供2人のモデル世帯の場合)です。
まとめ
東京都の私立高校の授業料無償化制度(私立高等学校等授業料軽減助成金)は、申請しないともらえないので学校から配布されたときに忘れないように申し込みましょう。
また上のように所得制限等ありますので、対象となっているのか入学前に確認してから受験すると、助成金がもらえる対象とならないなど、入学後に慌てる事態にならずにすみます。
授業料は先に支払って後から戻ってくる仕組みですので、お金は用意しておかないといけません。
認定されて一旦振り込んだ授業料が軽減され振り込まれる日は12月の終わりごろとなります。
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